放射性物質に関するSL Creationsグループ商品の検査体制について(HP)
―シンチレーションサーベイメーターによる検査を開始しました―

平成23年11月22日改定

このことにつきましては当HPで逐次お知らせしておりますが、SL Creationsグループは福島第一原発事故発生以降、厳格な検査体制にて放射能汚染に対する当社全商品(産地からお客様に直納するギフト商品も含む)の安全性の確保に努めています。

また、去る11月16日(火)からは「NaI(T1)シンチレーションサーベイメーター」による放射線量検査も本格的に開始し、今までの簡易検査同様当社の商品検査室において生産ロット別の全商品の検査とデータ収集を行なっております。

記シンチレーションサーベイメーターによる検査も含めた、現段階での当社放射性物質に関する当社取扱商品の検査体制を、下記の通り段階別にご紹介いたします。

検査その①:
まず当社商品を製造委託している全国の工場に可能な限り放射能検査の自主検査をご依頼し、その検査報告書を受領・確認した上で当社向け製造と出荷をお願いしております。(お茶、お米関連商品などはこの対象としています)

検査その②:
次に当社独自の自主検査体制として、安全監査室スタッフによる工場監査時(定期的に全国の商品製造委託工場様に、当社商品安全基準に沿って製造されているか確認・点検を行なっています)に簡易型シンチレーション式放射線量測定器を持参し、製造工場での放射線量検査を実施し、その安全性を確認しております。

検査その③:
さらに当社商品検査室(横浜)にて商品出荷前の、生産ロット別全商品の「NaI(T1)シンチレーションサーベイメーター」による放射線量検査を実施しております。この全商品検査で、当新測定器使用による放射線量の規格外値検出のためのスクリーニングとデータ集積を行なっています。 なお、以前のガイガーカウンターによる、放射線量のモニタリング検査は本年4月中旬から開始し、10月末日現在で約3,500検体の検査を実施し、貴重なデータを集積することが出来、現在の新測定機器での測定結果との比較で貴重なデータとなっています。

検査その④:
上記検査③でのシンチレーションサーベイメーターによる放射線量検査で規格外値を検出した場合は、既に本年4月から実施している、最終検査としての外部委託検査(「ゲルマニウム半導体核種分析」での核種別ベクレル単位での検査)を行なっています。なお、この外部委託検査は商品検査室での規格外値検出品だけを対象にするのではなく、定期的にお茶やお米や水産品なども検査しております。

以上、現段階での放射性物質の検査体制をご説明いたしましたが、SL Creationsグループはこの検査体制が最終的なものとは考えておらず、今後更なる検査機器の充実や一層の体制強化に努め、お客様により安全・安心な商品をお届けいたしますので、今後ともSL Creations商品のご愛顧をよろしくお願い致します。

以上