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油揚げの冷凍保存方法を解説!日持ちの期限やおすすめレシピもご紹介

味噌汁の具や炊き込みご飯など、さまざまな料理と相性抜群な油揚げ。軽くあぶって生姜醤油で食べてもおいしく味わえます。とはいえ、使い切れず余ってしまい、どのように保存したらよいのか困ってしまう場合もあるのではないでしょうか?
揚げはそのままでは日持ちしないため、冷凍保存がおすすめ。適切に冷凍保存すれば、油揚げ本来のおいしさを保ったまま長期保存が可能です。
そこで今回は、油揚げの冷凍保存方法にフォーカスし、日持ちの期限やおすすめレシピをご紹介します。あわせて、冷凍保存のメリットや注意点、解凍する際のポイントも解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

写真:イメージ画像

油揚げを冷凍保存する3つのメリット

油揚げの冷凍保存には、以下の3つのメリットがあります。

  • ●長期保存できる
  • ●食感や風味を損なわない
  • ●菌の繁殖を防げる

では、それぞれ詳しく解説していきましょう。

長期保存できる

油揚げを冷凍すると、冷蔵よりも長く保存できるのが最大のメリットです。冷蔵保存では3~4日程度しか日持ちしないのに対して、冷凍すれば約3~4週間の長期保存が可能。とくに、使い切れずに余った場合に重宝します。

とはいえ、油断は禁物。なるべく消費期限内に使い切るよう心がけましょう。冷凍する際に小さくカットしておけば、調理のときに少量ずつ取り出して使えます。

また、個人のお豆腐屋さんで購入して消費期限が明記されていない場合は、できるだけ早めに召し上がってください。

食感や風味を損なわない

油揚げを正しく冷凍すれば、食感や風味を損なわずに保存できるのもメリットのひとつです。保存する前の状態とほぼ変わらず、ふっくらとした食感や風味のままおいしく食べられます。

冷蔵保存すると、パサついてしまったり、風味が変わったりと油揚げ本来のおいしさを味わえない場合も。調理して油揚げが余ったら、冷蔵ではなく冷凍保存するのがおすすめです。

菌の繁殖を防げる

油揚げを冷蔵保存して日数が経過すると、酸化によって菌が繁殖してしまう恐れがあります。一方、油揚げを冷凍保存すれば菌が繁殖せず、新鮮な状態のまま長期保存が可能です。

油揚げの冷凍保存方法

油揚げを冷凍保存するメリットがわかったところで、冷凍保存方法を見ていきましょう。油揚げの冷凍保存には「未開封のまま冷凍保存する方法」と「切ってから冷凍保存する方法」の2つがあります。

未開封のまま冷凍保存する

油揚げを買い置きとして購入したときなど、すぐに調理する予定がないなら、未開封のまま冷凍保存しましょう。
ただし、袋内に空気を多く含んで膨らんでいる場合は、中の空気を抜いてから冷凍するのがおすすめです。油揚げの酸化を防ぐと同時に、庫内で場所を取らずに収納しやすくなります。
袋の口を少し開けて上から菜箸や麺棒を当てたら、油揚げの上を転がしながら空気を抜くのがコツです。

切って冷凍保存する

写真:切って冷凍保存する

すぐに調理する予定があるなら、小分けに切って冷凍保存しましょう。調理しやすい大きさにカットしたら、使用する回数分ごとにラップで包みます。平らな状態で包むと、すばやく冷凍するので試してみてください。
ラップに包んで小分けにしたらジッパー付きの保存袋にまとめて入れて、空気を抜いた密閉状態で保存します。また、消費期限を忘れずに記入しておきましょう。
切らずに1枚ずつ保存したい場合は、同様にラップで包んで直接重ならないように保存袋に入れてください。

油揚げを冷凍保存する際の注意点

油揚げ本来のおいしさを解凍後もキープしたいなら、冷凍保存する際に注意すべきポイントがあります。以下の3つの注意点を確認しておきましょう。

  • ●油抜きをする
  • ●水分を残さない
  • ●下味をつけておく

では、それぞれ詳しく解説していきます。

油抜きをする

一度開封した油揚げを冷凍保存する際は、油抜きしておくのがおすすめです。開封後の油揚げは少しずつ酸化がはじまっており、そのまま冷凍保存してしまうと風味を損なってしまいます。

水分を残さない

油揚げを冷凍保存する際に水分が残っていると、劣化を早める原因になります。油抜きをしたら、水分をキッチンペーパーでしっかり拭き取っておきましょう。

下味をつけておく

写真:下味をつけておく

油揚げを冷凍保存する際は、下味をつけておくのも方法のひとつです。あらかじめ下味をつけておけば、調理の時短につながります。たとえば、いなり寿司用なら一度煮てから保存するなど、レシピが決まっていれば試してみてください。

油揚げを解凍するときのポイント

冷凍保存した油揚げを誤った方法で解凍してしまうと、せっかくのおいしさが台無しになってしまいます。解凍する際には、以下の3つのポイントを押さえつつおこないましょう。

  • ●冷蔵庫で自然解凍する
  • ●油抜きをおこなう際に解凍する
  • ●調理時に解凍する

それぞれ解説していきます。

冷蔵庫で自然解凍する

食感や風味を損なわずに解凍したいのなら、冷蔵庫で自然解凍しましょう。冷凍庫から冷蔵室へ移して一晩置いておけば、調理しやすい状態に解凍できます。

油抜きや下味をつけて冷凍保存した場合も、自然解凍がおすすめ。ただし、ある程度の時間を要するため、すぐに調理したい場合には不向きです。

油抜きをおこなう際に解凍する

調理する際に油抜きをするなら、冷凍庫から取り出してそのまま熱湯をかけて解凍しましょう。油抜きと解凍を同時におこなえて、すぐ調理に取りかかれます。自然解凍と同様、食感や風味を損なわないのもメリットです。

ただし、下味をつけて冷凍保存した場合には不向き。せっかくの調味料が流れてしまいます。また、メニューによって油抜きをしたくない、あるいは高温の熱湯をかけたくないなら自然解凍しましょう。

油抜きをおこなう際に解凍する

味噌汁や煮物を調理するなら、調理時に解凍するのも方法のひとつです。ニンジンやじゃがいもなどの根菜類と一緒に鍋に入れましょう。

ただし食材によっては、冷凍した油揚げを入れるタイミングに注意が必要です。火の通りやすい葉物野菜などと同時に入れてしまうと、食材を加熱しすぎてしまいます。

油揚げのおすすめ活用レシピ

解説した冷凍保存・解凍方法をふまえつつ、油揚げを活用したおすすめレシピをご紹介します。油揚げ本来のおいしさを味わえる料理を厳選していますので、ぜひ参考にしてみてください。

油揚げの香味みそ焼き

写真:油揚げの香味みそ焼き

手揚げした油揚げに味噌を合わせて、オーブントースターで香ばしく焼き上げています。お酒のおつまみとしてぴったり。日本酒がすすむ一品です。

材料(2人分)

手揚げあぶらあげ 2枚
こしみそ 小さじ2
みりん 小さじ1
中華香味野菜ミックス 大さじ2
かいわれ菜 適量

作り方

  • 1.手揚げあぶらあげを解凍する
  • 2.容器にこしみそと、みりんを入れて溶き混ぜる
  • 3.さらに、解凍した中華香味野菜ミックスを加えて混ぜたら、油揚げに塗る
  • 4.余熱したオーブントースターで4~5分焼く
  • 5.4等分に切って器に盛り付けたら、かいわれ菜を適量のせて出来上がり

水菜と油揚げのゆず風味サラダ

写真:水菜と油揚げのゆず風味サラダ

水菜に焼いた油揚げを合わせて、ゆずをトッピングしたサラダです。香ばしく焼き上げた油揚げの風味と食感を味わいながら、ゆずの香りも楽しめます。

材料(2人分)

あぶらあげ 1枚
水菜 80g
野沢菜ちりめん 20g
きざみゆず 10g
万能かけぽん 大さじ2
純正黒ごま油 大さじ1

作り方

  • 1.油揚げ・きざみゆず・ちりめんを解凍する
  • 2.水菜を5~6cmの長さに切る
  • 3.スキレットに油揚げを入れて、中火で熱しながら両面を焼き付ける
  • 4.取り出して縦半分に切ったら、幅7~8mmの短冊切りにする
  • 5.野沢菜ちりめんをごま油で、薄いきつね色になるまで2分ほど炒める
  • 6.器に水菜を盛り付けたら、万能かけぽんを回し入れて炒めたちりめんを散らす
  • 7.油揚げとゆずを加えて、全体をさっと混ぜたら出来上がり

菜の花と油揚げの酢みそあえ

写真:菜の花と油揚げの酢みそあえ

味の決め手は「寿司酢」!
食べる直前に酢みそとあえるのがポイント。カリッとした油揚げの食感がたまりません。

材料(2人分)

あぶらあげ 1枚
菜の花 150g
こしみそ 大さじ1
寿司酢 大さじ1/2

作り方

  • 1.菜の花は凍ったまま熱湯でさっと茹でて冷水にさらし、固く絞る
  • 2.油揚げは解凍し、オーブントースターでカリッとなるまで焼く(3分程度)
  • 3.焼いた油揚げを縦半分に切って幅1㎝に切る
  • 4.ボールにこしみそ、寿司酢、水大さじ1/2を入れて混ぜ、酢みそを作る
  • 5.菜の花、油揚げを合わせ、酢みそであえる

おいしい油揚げのおすすめ商品

安全性と美味しさにこだわった冷凍食品や調味料などを多数取り扱うSL Creationsでは、油揚げも数種ご用意しております。下処理済みでそのまま調理にお使いいただけるので、ぜひ油揚げのおいしさを堪能してみてください。/p>

あぶらあげ

写真:あぶらあげ

たっぷりの国産丸大豆を菜種油でじっくりと揚げています。原料の豆腐は、濃度の高い豆乳ににがり成分を加えて仕上げているのが特徴。あげの中に豆腐生地が残り、ふっくら柔らかな食感を楽しめます。
冷凍保存しているので、冷蔵庫で自然解凍してご利用ください。味噌汁の具や煮物、鍋ものなどさまざまな調理で油揚げの風味やおいしさを味わえます。
あぶらあげ商品ページはこちら

きざみ揚げ

写真:きざみ揚げ

国産丸大豆を非遺伝子組み換えの菜種油で揚げて、調理に使いやすい短冊にカットしています。肉厚で豆腐の食感を残しており、食べ応えを感じながら味わえるのが魅力です。
味噌汁の具や煮物、麺類などにお使いになるなら、冷凍のままお好みの量を取り出して鍋に入れられます。和え物やお浸しに使う際は、熱湯をかけて油抜きした後、水気を切ってからお使いください。
きざみ揚げ商品ページはこちら

手揚げあぶらあげ

写真:手揚げあぶらあげ

国産丸大豆を100%使用して、1枚1枚丁寧に手揚げしています。天然にがりで作った豆腐をふっくらと仕上げており、食べ応えのある厚さに切っているのが特徴です。
冷蔵庫で解凍したら、軽くあぶって生姜醤油で召し上がりください。煮物や味噌汁・鍋の具にもご利用いただけます。
手揚げあぶらあげ商品ページはこちら

まとめ

最後に、今回解説した「油揚げを冷凍保存する際の注意点」と「油揚げを解凍するときのポイント」をまとめます。
「油揚げを冷凍保存する際の注意点」は以下の通りです。

  • ●油抜きをする
  • ●水分を残さない
  • ●下味をつけておく

「油揚げを解凍するときのポイント」は以下の通りです。

  • ●冷蔵庫で自然解凍する
  • ●油抜きをおこなう際に解凍する
  • ●調理時に解凍する

油揚げは繊細な食材であり、使いかけで残った場合にはしっかり水気を切って冷凍保存するのが大切です。解凍する際は風味や食感を損なわないためにも、なるべく冷蔵庫で自然解凍しましょう。
今回の解説した記事やレシピ、おすすめ商品を参考にしていただき、油揚げ本来のおいしさを十分に味わってみてください。

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