パンを冷凍保存・解凍する方法を解説!おすすめアレンジレシピも紹介
パンを余らせてしまい、困った経験はありませんか?
パンは、上手に冷凍保存することでおいしさを長く保つことができます。とはいえ、パンの種類や個包装の有無によって、適切な冷凍・解凍方法が異なるので注意しなければなりません。
そこで今回は、パンを冷凍保存・解凍する際のポイントを解説します。あわせて、おすすめのアレンジレシピも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
もくじ
パンを冷凍保存する2つのメリット
パンの冷凍保存には、主に以下の2つのメリットがあります。
●長くおいしく食べられる
●カリカリ食感を楽しめる
では、それぞれ解説していきましょう。
長くおいしく食べられる
パンは湿気に弱く、常温で保管するとカビが発生することもあります。しかし、パンを冷凍保存することで湿気を防いで長くおいしさを保つことができます。
食パンの場合、購入してから2~3日で消費期限を迎えるのが一般的ですので、期限を迎える前に冷凍保存しましょう。
カリカリ食感を楽しめる
パンの種類によっては、凍ったままの状態でオーブントースターに入れると表面の水分が蒸発して、外はカリッと中はフワフワな食感を楽しめます。とくに、購入した食パンが余ってしまいそうなら、冷凍保存しておくのがおすすめです。
パンを冷凍保存する方法 2つのポイント
パンを冷凍保存する際は、個包装の有無で押さえておきたいポイントが異なります。それぞれ解説しますので、余ったパンを正しく冷凍保存しましょう。あわせて、食パンを冷凍保存する際のコツも紹介します。
個包装しているパン
コンビニやスーパーで販売しているパンは、個包装で密封しています。すぐに食べないのであれば袋を開けず、そのままフリーザーバッグに入れて冷凍保存しましょう。冷凍庫に入れてから、およそ2週間保存可能です。
個包装していないパン
パン屋さんで販売しているパンは、個包装していないのが一般的です。冷凍保存する際はラップで1個ずつ包みましょう。なるべく空気に触れないように、ぴったりと包むのがポイントです。ラップで包んだらフリーザーバッグに入れて冷凍保存すれば、およそ2週間保存できます。
食パンの冷凍保存
食パンは個包装の有無にかかわらず、数枚をまとめて冷凍保存できません。1~2枚ずつラップで包んでからフリーザーバッグに入れましょう。食パンの大きさに対して、余裕のある大きさのフリーザーバッグを選ぶのがポイントです。チャックを閉める際は、しっかりと空気を抜いてください。
すばやく冷凍したい場合は、1枚ずつラップで包むのがおすすめです。2枚重ねると、凍ってくっついてしまうデメリットがあります。くっついてしまった場合には、パターナイフを差し込むと簡単に離れるので試してみてください。
【種類別】冷凍保存したパンの解凍方法と焼き方のコツ
ひとくちにパンといっても、さまざまな種類があります。パンの種類によって解凍する際のコツがあるので、ポイントを押さえておきましょう。以下の種類別に、解凍と焼き方のコツを解説します。
●食パン
●バゲット
●ベーグル
●クロワッサン
●菓子パン・惣菜パン
食パン
冷凍保存した食パンを冷凍庫から取り出したら、凍ったままオーブントースターで焼きましょう。200℃で3分ほど予熱してからオーブントースターに入れます。6枚切りの場合、約4~4分半で焼き上がるのが目安です。
ただし、パンの大きさやオーブントースターによって適切な焼き上げ時間や温度が異なります。庫内を確認しながら焼き具合を調節してみてください。
バゲット
冷凍保存したバゲットは、自然解凍しましょう。凍ったままでも焼けるものの、表面だけ焼けて中まで火が入りにくく、かたくなりやすい特徴があります。表面だけ焦げてしまうのが心配なら、アルミホイルで包んでから焼きましょう。
冷凍したまま焼くのであれば、水分を含ませてから高温で焼き上げるとパリッとした食感を楽しめます。霧吹きを2~3回プッシュして水を含ませるか、または流水にサッとくぐらせて表面を濡らしてから焼いてください。
ベーグル
ベーグルのもっちりとした食感を損なわずに焼くには、水分をしっかりと含ませるのがコツです。15~20分ほど自然解凍してから、アルミホイルで包んで焼き上げましょう。解凍してからオーブントースターで焼けば、十分な水分によって加熱ムラも抑えられます。
また、麻や綿のふきんで包んでおけば、ラップの内側の霜がパンに付着するのを防げるので試してみてください。
クロワッサン
フリーザーバッグから取り出したら、10分ほど自然解凍してください。クロワッサンにはバターや糖分が多く含まれており、焦げやすい傾向があります。オーブントースターで焼き上げる際は、アルミホイルに包んでおきましょう。
焼き上がったら2分ほどおいてから食べるのがポイントです。熱でゆるんだバターがかたまって、クロワッサンならではのサクサク食感とバターの風味を楽しめます。
菓子パン・惣菜パン
冷凍保存した菓子パンや惣菜パンは、具材の有無で解凍方法が異なります。具材のないメロンパンやデニッシュなどの菓子パンなら、凍ったままオーブントースターで焼きましょう。加熱しすぎると表面が焦げてしまう恐れがあるので、短時間焼いてから予熱を利用してみてください。
カレーパンやコロッケパンなどの具材が入っている惣菜パンは、半解凍してから焼くのがおすすめです。具材に水分が多いため、オーブントースターの熱だけでは中まで解凍できない場合があります。電子レンジを活用して、加熱しすぎないように注意しましょう。
パンのおすすめ活用レシピ
パンを活用したおすすめのレシピをご紹介します。パン本来のおいしさを味わえる料理を厳選していますので、ぜひ参考にしてみてください。
モンティクリスト
フレンチトーストとクロックムッシュを合わせた北米生まれのサンドイッチ、モンティクリストです。ベーコンとチーズ、甘いシロップの絶妙な組み合わせが魅力。朝食にぴったりです。
材料(2人分)
食パン(6枚切) | 4枚 |
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たまご | 2個 |
牛乳 | 1/2カップ |
長崎五島の塩 | 小さじ1/4 |
ハーフベーコン | 50g |
ピザ用チーズ | 50g |
コンパウンドマーガリン | 大さじ1 |
ビートオリゴ(メープルシロップ配合) | 大さじ2 |
ミニトマト | 4個 |
ベビーリーフなど葉野菜 | 適宜 |
作り方
- 1.バットに卵を入れて溶きほぐしたら、牛乳と塩を加えて混ぜ合わせる
- 2.冷凍保存した2枚の食パンを解凍し、1枚にベーコンとチーズの半分の量をのせて、もう1枚のパンで挟む
- 3.1のバットに2を入れたら、5分ほど裏返しながら卵をパンの両面に染みこませる
- 4.スキレットにコンパウンドマーガリンを溶かしてパンを1組入れて、両面を約4分ずつ焼き色がつくまで焼く
- 5.もう1組も同様に焼いたら、半分に切って器に盛り付ける
- 6.ミニトマトとベビーリーフを添えて、ビートオリゴをかけたら完成
アップルシュガーパン
りんごのやさしい甘さを楽しめるアップルシュガーパンです。朝食はもちろん、おやつにもぴったり。冷凍保存したパン生地を冷蔵庫で自然解凍するのがポイントです。
材料(4個分)
パン生地(8個入) | 1/2袋 |
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りんごの輪切り(皮つき、幅5mmのもの) | 4切れ |
粗製糖 | 適量 |
小麦粉 | 適宜 |
作り方
- 1.冷凍保存したパン生地を冷蔵庫で一晩おいて解凍したら、中の空気を抜くように押しながら丸める
- 2.間隔をあけてバットに並べて乾燥防止のふきんをかけた上に、もう一枚濡れたふきんをかけて20分ほど休ませる
- 3.りんごを皮付きのまま幅5mm程度の輪切りにして、粗製糖を両面に薄くまぶす
- 4.まな板に小麦粉を適宜振ったら生地をのせて、上にりんごをのせる。りんごの穴から生地が見えるまで押す
- 5.天板にオーブン用シートを敷いて間隔をあけて並べたら、ラップをかけて40℃にあたためたオーブンで30分発酵させる
- 6.ラップをとって、180~190℃のオーブンで約12分焼き上げて完成
はちみつトースト
食パンにバナナとプルーン、チーズをのせて焼き上げるはちみつトーストです。トッピングを好みに合わせて選ぶのもおすすめ。純粋アカシア蜂蜜をかけて召し上がりください。
材料(2人分)
食パン(6枚切) | 2枚 |
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バナナ | 1本 |
アジャンプルーン(種ぬき) | 4粒 |
ナチュラルチーズミックス(新) | 60g |
純粋アカシア蜂蜜 | 適宜 |
作り方
- 1.冷凍保存した食パンを解凍したら、深さ1cmほどの切り目を縦と横に2本ずつ入れる
- 2.バナナを3mmの輪切りにして、アジャンプルーンを粗く刻む
- 3.食パンにバナナとナチュラルチーズミックス、アジャンプルーンの順にのせる
- 4.オーブントースターで3~4分焼き上げる
- 5.器にもって純粋アカシア蜂蜜をかけたら完成
冷凍パンのおすすめ商品4選
安全性と美味しさにこだわった冷凍食品や調味料などを多数取り扱うSL Creationsでは、冷凍パンの商品もご用意しております。下ごしらえ済みでそのまま調理にお使いいただけるので、パン本来のおいしさをぜひ堪能してみてください。
フォカッチャ
モチモチした食感を楽しめるイタリア生まれのパン、フォカッチャです。じっくり熟成させた生地を使用しているのが特徴。高温で焼き上げており、フワフワでしっとりモチモチな食感を実現しています。サンドイッチにもおすすめの一品です。
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チーズバーガー
こだわりのバンズを使用しているチーズバーガーです。国産牛肉100%のハンバーグとチェダーチーズで仕上げた、食べ応えのある一品。育ち盛りのお子さんがいる家庭にもおすすめです。個包装のまま、電子レンジで加熱して召し上がりください。
チーズバーガー商品ページはこちら
ワシントンD.C.で食べた2種のチーズバーガー
ビーフパティを使った迫力満点なチーズバーガーです。チェダーとゴーダの2種類のチーズのコクを楽しめる、おすすめの一品。マスタード入りBBQソースと、ビーフパティとの相性もぴったりです。お好みでレタスやトマトを挟んで召し上がりください。
ワシントンD.C.で食べた2種のチーズバーガー商品ページはこちら
パン生地(8個入)
パンを手作りしたい方におすすめのパン生地です。好みの形に整えて発酵させたら、オーブンレンジで焼くだけと簡単にパン作りを楽しめます。冷凍保存している生地を取り出したら、表面が乾燥しないようにラップをかけて冷蔵庫で自然解凍してください。
パン生地(8個入)商品ページはこちら
まとめ
最後に、今回解説した「パンを冷凍保存する方法」と「パンの解凍方法と焼き方のコツ」をまとめます。
「パンを冷凍保存する方法」のポイントは、以下の通りです。
- ●個包装になっているパンは、そのままフリーザーバッグに入れて冷凍する
- ●個包装になっていないパンは、ラップでしっかり包んでからフリーザーバッグに入れて冷凍する
「パンの解凍方法と焼き方のコツ」のポイントは、以下の通りです。
- ●食パンは凍ったままオーブントースターで焼きながら解凍する
- ●バゲットやベーグルは自然解凍して、水分を含ませて焼く
- ●クロワッサンは自然解凍して、アルミホイルで包んで焼く
- ●具材入りの惣菜パンは半解凍してから、加熱しすぎに注意しながら焼く
パンを冷凍しておけば、最長で2週間ほどおいしい状態をキープしたまま保存できます。パンの種類によって、適切な解凍方法や加熱時間などが異なるので注意が必要です。今回解説したパンの冷凍保存・解凍方法、おすすめした商品を参考に、パン本来のおいしさを味わってみてください。
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