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スープの冷凍保存方法とは?解凍方法・保存期間・おすすめレシピを紹介

たくさん作ったスープを保存する際、どのような方法が適切か悩んだ経験はありませんか?
スープの保存は冷凍がおすすめです。正しい保存方法を実施することで、おいしさを保つことができます。保存方法の手順やポイントをしっかり押さえましょう。

今回は、スープの冷凍保存に焦点を当て、手順やポイントを解説します。あわせて解凍方法や保存期間、おすすめアレンジレシピも紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

写真:イメージ画像

スープを冷凍保存するメリットとは

写真:スープを冷凍保存するメリットとは

スープの冷凍保存には、以下の2つのメリットがあります。

●調理の手間を短縮できる
●すぐに食べられる
では、それぞれ詳しく解説していきましょう。

調理の手間を短縮できる

スープをまとめて作ったら、冷凍保存しておくと便利です。スープはだしを取ったり、野菜を長時間かけて煮込んだりなどの手間がかかります。一度にまとめて調理しても手間は変わらないので、なるべく多めに作って冷凍保存するのがおすすめです。

とくに、ポタージュスープなどの炒める・煮る・つぶすといった調理の手順が多いスープは、多めに作って冷凍保存しておきましょう。忙しいときの時短調理にも役立ちます。

すぐに食べられる

冷凍保存したスープは、解凍してすぐに食べられるのがメリットです。小分けにストックしておけば、料理に使いたいときや一人分の食事をすばやく用意したい場面で重宝します。離乳食や夜食を用意したいときにも役立つので、なるべく小分けにして冷凍保存しておきましょう。

スープを冷凍保存する手順

スープを冷凍保存するメリットがわかったところで、手順をみていきましょう。以下の3つのパターンに分けてポイントを解説します。

では、それぞれ解説していきます。

冷凍用保存容器で冷凍する

写真:冷凍用保存容器で冷凍する

冷凍用保存容器を活用すれば、重ねてストックできるなど庫内でかさばらず便利です。1食分を小分けに保存するのに適した、電子レンジ加熱対応の冷凍用保存容器をいくつか用意しましょう。なかでも、スクリュータイプでフタをしっかりと閉められるタイプがおすすめです。

手順①:スープを冷ます

まずは、作ったスープをしっかりと冷ましましょう。熱をもった状態で冷凍庫に入れてしまうと、ほかの食材に悪影響を与える場合があり注意が必要です。なかなか冷めない場合には、氷水や保冷剤を当てて粗熱を取ってみてください。

手順②:冷凍用保存容器にスープを入れる

しっかりと粗熱を取ったら、スープを冷凍用保存容器に入れましょう。目いっぱい入れるのではなく、容器の8分目程度の量を目安にするのがポイントです。スープは冷凍すると膨張するため、入れすぎると容器が変形してしまう場合があります。

手順③:フタをして冷凍庫に入れる

しっかりとフタを閉めたら、冷凍庫に入れましょう。ただし、トマトベースのスープや辛い調味料を使用したスープを容器に入れると、ニオイ移りが気になる場合があります。保存容器にラップを敷いてスープを入れれば、ニオイ移りを防げるので試してみてください。

フリーザーバッグで冷凍する

写真:フリーザーバッグで冷凍する

冷凍庫のスペースに余裕がないなら、フリーザーバッグにスープを入れて保存しましょう。容器よりもかさばりにくく、ちょっとしたすき間に保存しやすく便利です。

手順①:スープの粗熱を取る

スープをあらかじめ冷まして粗熱を取っておきましょう。

手順②:スープを入れる

スープを1食分ずつフリーザーバッグに入れます。なるべく空気が入らないように、密閉状態にするのがコツです。凍って膨張するのを考慮して、8分目を目安に入れましょう。

手順③:冷凍庫に入れる

フリーザーバッグの口をしっかりと閉じたら、冷凍庫で保存しましょう。その際、アルミやステンレスなどの金属トレイに乗せておけば、よりすばやく冷凍できます。

製氷皿で冷凍する

写真:製氷皿で冷凍する

スープの冷凍保存には、製氷皿に入れる方法もあります。より小分けにストックでき、調理する量を調節しやすく便利です。

手順①:スープをしっかり冷ます

上記の2つの方法と同じです。

手順②:製氷皿にスープを入れて冷凍する

製氷皿にスープを入れて、一度冷凍します。やはり8分目を目安に入れましょう。

手順③:フリーザーバッグに移す

しっかりと冷凍されたら、フリーザーバッグに移して再度冷凍庫で保存してください。

スープの解凍方法

スープを解凍する際は、電子レンジを活用すると便利です。完全に冷凍された状態で解凍するなら、電子レンジを500Wに設定した場合で1食分を6分30秒ほど加熱しましょう。冷凍用保存容器で保存したスープを解凍する際は、フタを外し、少しずらしておくのがポイントです。完全に密閉状態のまま加熱してしまうと、破裂する恐れがあります。

フリーザーバッグに入れたスープは一気に解凍せず、3分ほど加熱して半解凍状態にするのがコツです。シャーベット状になったら耐熱皿に移して、好みのあたたかさになるまで加熱してください。

時間に余裕があるなら、食べる前日の夜に冷蔵庫に移す、もしくは流水で自然解凍してから電子レンジであたためる方法もあります。

冷凍したスープの保存期間

写真:冷凍したスープの保存期間

冷凍保存したスープは、おおむね1ヶ月間保存できます。ただし、冷凍庫を開け閉めする機会が多いと温度変化の影響を受けるので、3週間以内に食べきるのがおすすめです。冷凍した時期を忘れてしまうのが心配な場合は、容器やフリーザーバッグに調理した日付を書いておきましょう。

冷凍すると食感の変わりやすい食材に注意

スープの冷凍保存に向かない食材があるので確認しておきましょう。食材によっては冷凍してしまうと食感が悪くなったり、味が落ちたりする場合があります。とくに、以下の食材には注意してください。

  • じゃがいも
  • 豆腐
  • タケノコ
  • こんにゃく

なお、じゃがいもや豆腐は、つぶしてスープにするなら問題ありません。

スープのおすすめ活用レシピ

スープを活用したおすすめのレシピをご紹介します。スープ本来のおいしさを味わえる料理を厳選していますので、ぜひ参考にしてみてください。

白菜とあらびきポークウインナーの豆乳スープ

写真:白菜とあらびきポークウインナーの豆乳スープ

白菜とあらびきポークウインナーを使った、ボリューム満点な豆乳スープです。国産米麹100%の塩麹や米油を使用するなど、調味料にこだわって仕上げています。

材料(3人分)

特選和風だし 1本(5g)
ポークウインナー 4本
絹おから 60g、うち30gをトッピング
パルミジャーノ・レッジャーノ100%粉チーズ 2袋
豆乳 180g
蔵元仕込みの塩麹プラス 大さじ2と1/2
米油 大さじ1/2
白菜 2枚
黒こしょう 適宜
300ml

作り方

  • 1.白菜を食べやすい大きさ、ポークウインナーを一口大に切る
  • 2.絹おからを耐熱容器に広げて、ラップをかけずに電子レンジで加熱する
  • 3.おからの半分をパルミジャーノ・レッジャーノチーズと混ぜてアルミホイルに乗せ、オーブントースターで焼き目を付ける
  • 4.鍋に米油を入れて、ウインナーと白菜を炒める
  • 5.和風だしと水を加えたら、フタをして弱火で3分ほど煮込む
  • 6.豆乳と塩麹、残りのおからを加えて3~4分煮る
  • 7.器に盛って黒こしょうを振ったら完成

すり身団子の中華風スープ

写真:すり身団子の中華風スープ

小魚のすり身を団子にした中華風スープです。しょうがを効かせており、体をあたためたいときにぴったりなスープに仕上がっています。

材料(2人分)

小魚のすり身(瀬戸内海産) 90g
絹豆腐(ミニ) 1個
オーガニックブロッコリー 600g
魚介チンタン・万能調味料 2本
生おろししょうが 2パック
純正黒ごま油 少々
長ねぎ 5cm
400ml
大さじ1
片栗粉 大さじ1
黒こしょう 適宜

作り方

  • 1.小魚のすり身を団子状に丸めて、豆腐を一口大、長ネギを白髪ネギにする
  • 2.鍋に万能調味料と酒、水を入れて火にかけて、沸騰してきたら生おろししょうがを入れる
  • 3.団子に火が通ったらブロッコリーと絹豆腐を入れて温め、水溶き片栗粉でとろみをつける
  • 4.黒こしょうを振ってごま油をたらしたら、白髪ネギを添えて完成

レタスと焼売の春雨スープ

写真:レタスと焼売の春雨スープ

レタスと焼売、春雨を使った具だくさんのスープです。糸唐辛子をあしらって、彩りよく仕上げています。

材料(2人分)

ホタテの旨味 大粒肉焼売 4個
チンタン・万能調味料 3本
超特選丸大豆醤油 小さじ1/3
生おろししょうが 2パック
純正黒ごま油 少々
レタス 2枚
春雨 20g
540ml
糸唐辛子など 適宜

作り方

  • 1.焼売を表示通りに温めて、レタスを一口大にちぎっておく
  • 2.鍋に水と万能調味料、醤油を入れて中火にかける
  • 3.焼売と春雨を入れて、3分ほど煮る
  • 4.レタスと生おろししょうがを入れてひと混ぜしたら、ごま油をたらす
  • 5.器に盛って糸唐辛子をあしらい完成

スープのおすすめ商品

安全性と美味しさにこだわった冷凍食品や調味料などを多数取り扱うSL Creationsでは、スープの商品もご用意しております。下ごしらえ済みでそのまま調理にお使いいただけるので、スープ本来のおいしさをぜひ堪能してみてください。

たっぷり具材のミネストローネ

写真:たっぷり具材のミネストローネ

トマトベースの具だくさんスープです。じゃがいも・玉ねぎ・ニンジン・ピーマン・ベーコンをたっぷりと使用した、食べ応えのある一品。野菜とチーズのうま味が溶け込んでおり、やさしい味わいが魅力です。常温での保管ができますので、ストックしておくと便利です。
たっぷり具材のミネストローネ商品ページはこちら

ポルチーニ茸のポタージュスープ

写真:ポルチーニ茸のポタージュスープ

ポルチーニ茸の風味を楽しめるポタージュスープです。本格的なスープを味わいたい方におすすめ。パウダー状と水戻ししたポルチーニ茸をダブルで使用しており、風味とうま味を引き出しています。解凍したら、同量の牛乳を加えて召し上がりください。
ポルチーニ茸のポタージュスープ商品ページはこちら

パンプキンスープ

写真:パンプキンスープ

北海道産えびす種のカボチャを使用したパンプキンスープです。クリームと牛乳を使って濃厚に仕上げているのが特徴。ストレートタイプで解凍するだけと、ストックしておけば手軽に本格的なパンプキンスープを味わえます。
パンプキンスープ商品ページはこちら

淡路産たまねぎのオニオンスープ

写真:淡路産たまねぎのオニオンスープ

甘みのある淡路産玉ねぎをふんだんに使ったオニオンスープです。チキンとブイヨンのうま味を味わえるのが魅力。パンとチーズを乗せて、オニオングラタンスープとして食べるのもおすすめです。冷蔵庫や流水で自然解凍したら、同量の水を加え温めてください。
淡路産たまねぎのオニオンスープ商品ページはこちら

ボストンクラムチャウダー

写真:ボストンクラムチャウダー

あさりのうま味を存分に味わえる、濃厚なスープです。じゃがいもや玉ねぎを入れた具だくさんスープで、ストックしておけばもう一品料理を追加したいときに便利。冷蔵庫か流水で自然解凍し、同量の牛乳を加えて軽く煮てください。
ボストンクラムチャウダー商品ページはこちら

コーンスープ

写真:コーンスープ

北海道産スーパースイート種を30%使用したスープです。コーンの甘みとバターの風味を楽しめる、濃厚な味わいが魅力。温めても冷ましても、どちらでもおいしく召しあがれます。冷蔵庫か流水で解凍したら、同量の牛乳を加えて軽く煮立ててください。
コーンスープ商品ページはこちら

まとめ

最後に、今回解説した「スープの冷凍保存方法」と「スープの解凍方法」のポイントをまとめます。
スープを冷凍保存する(冷凍用保存容器)際のポイントは、以下の通りです。

  • ●スープの粗熱を取ってしっかり冷ます
  • ●容器の8分目を目安にスープを入れる
  • ●ニオイ移りが気になる場合はラップを敷く

スープを解凍する際のポイントは、以下の通りです。

  • ●容器で冷凍した場合は、フタをずらして電子レンジで解凍する
  • ●フリーザーバッグで冷凍した場合は、半解凍状態にしてから耐熱皿に移して再加熱する
  • ●前日に冷蔵庫に移したり、流水で自然解凍したりする方法もある

スープをまとめて作って冷凍保存しておけば、解凍するだけですばやく調理できて便利です。容器やフリーザーバッグで冷凍保存する際は、8分目を目安に入れましょう。今回解説した冷凍保存・解凍方法やおすすめ商品を参考に、さまざまなおいしいスープを味わってみてください。

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